天然ウールの獣毛臭

少し前、毛糸ZAKKAストアーズさんで安売りしていた「Foire（フォワール）」という毛糸を買いました。ピエロさんでも同じ糸を扱っていますね。ウルグアイ産ウールで、着色剤を使用していないナチュラルカラーの毛糸です。購入したのはグレージュ（グレー+ベージュの造語？）とブラウンの杢糸。
次の手編み講座の課題作品に使おうと思っていたのですが、この毛糸、ちょっと独特の動物っぽい匂いがあります。毛糸を鼻先までくっつけないと分からない程度なのですが。そこで、メリヤス編みでスワッチを編んで、洗ったら匂いが落ちるかどうか試すことにしました。編み地も確認したかったし。
杢糸って、玉のときと編み地では雰囲気が違うことがあるのですが、この編み地は良い感じです。2色が良くなじんでいて、自然な色ムラみたいに見えます。早速、おしゃれ着用洗剤で軽く洗ってみました。すると、あの獣毛臭がムワッと強く匂ったのです！　びっくりしてネットで調べてみると、これは天然の獣毛にある匂いらしく、水に濡れると強くなるんだそうです。あと、匂いは弱くなっても完全になくなるってことはないみたいです。羊毛布団などでも匂いがある場合があって、これは日光に当てたり、使っているうちに弱くなるみたいですが。ハマナカのソノモノシリーズも匂いがあるという人がいるみたいなので、基本的に無着色ウールって多少こういう匂いがあるものなんでしょう。びっくりしました。でも、天然の色は独特の風合いがあって好きです。
スワッチは、乾いたらほとんど匂いが気にならなくなりました。おしゃれ着用洗剤の香りも残っているので、少しは効果あり？　雨に濡れたりするのに気をつければ、問題なさそうです。色はとても良いので、予定通り課題作品に使おうと思います。
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