コロコロ人形 助六

懐かしのフェルト手芸本「大高輝美のコロコロ人形」から、助六を作ってみました。

ちょんまげ組の中では比較的シンプルで作りやすいかな、と思ったのですが…やっぱり難しかったです。特に顔。最初、頭に入れる綿が少なかったらしくていびつな形になってしまい、やり直しました。綿はみっちり詰めた方が良いみたいです。やり直したらだいぶ良くなりましたが、まだお手本よりほっぺのふくらみが足りない気がします。あと、意外と難関だったのがハチマキ。形良く結べなくて苦労しました。
でも結構可愛くできたので満足はしています。小学生のころに比べればすごい進歩だ!
この人形、なんで助六っていうんだろう?と不思議に思って調べてみました。助六は、「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」という歌舞伎に出てくるヒーローで、紫のハチマキをしているんだそうです(私のは紺色だけどお手本だと紫です)。この紫のハチマキ、薬効のある紫草で染めたもので、結び目を頭の左側にすると「病鉢巻」といって病気の治癒のために巻くものだそうです。助六は結び目を反対の右側にしていて、それが江戸っ子的にカッコイイらしいのです。ちなみに、その助六の彼女が揚巻(あげまき)という花魁で、そこから「揚(油揚げ、いなりずし)」と「巻(海苔巻き)」の入ったお寿司セットを「助六寿司」っていうようになったんだそうです。へぇーっ。
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